こんにちは、台湾の食と旅が好きなsuimiieです。今日は皆さんに驚きのニュースをお届けします。
台湾で養殖されているハマグリは、実は日本から持ち込まれたものではなく、台湾固有の新種だったというのです!
これはどういうことなのでしょうか?詳しく調べてみました。
台湾でハマグリの養殖が始まったのは、日本統治時代のことです。
当時、日本人が台湾北部の淡水河にハマグリを放流し、成長したものを採取していました。
その後、台湾人が養殖技術を発展させ、今では年間5万3000トンものハマグリが生産されています。
ハマグリは台湾料理に欠かせない食材で、私も大好きです。
しかし、最近、行政院農業委員会水産試験所がDNA鑑定を行ったところ、驚くべき事実が判明しました。
なんと、淡水河で採取されたハマグリは、日本のハマグリとは全く違う種類だったのです!
近年、淡水河で採取される野生のハマグリの数量が減少していることから、
淡水区漁会(漁協)が水産試験所にハマグリの再生を依頼しました。
その際に試験所の研究員がDNA鑑定を実施したところ、淡水河河口のハマグリと台湾でよく見られる養殖のハマグリのDNA配列がいずれもMeretrix lusoriaとは異なっていることが分かりました。
さらに淡水河で採取したサンプルを調べた結果、Meretrix lusoriaの形跡は一向に見つからなかったということです。
日本統治時代に放流されたハマグリは、環境に適応できずに絶滅してしまったと考えられます。
その代わりに、台湾に自生していたハマグリが繁殖し、新種に進化したというわけです。
この新種は「メレトリクス・タイワニカ」(台湾文蛤)と名付けられました。
私はこのニュースを聞いて、とても興味深く感じました。
台湾に住んでいる方が、日常的に食べているものにもまだまだ知らないことがあるんですね。
それに、台湾固有の新種だなんて。
もしかしたら、このハマグリには他のハマグリとは違う特徴や効能があるかもしれませんね。
今度台湾でハマグリを食べるときは、より一層味わってみたいと思います。
皆さんはどう思いますか?台湾の「ハマグリ」が新種だったと知って驚きましたか?
それとも、「ハマグリはどこのハマグリも一緒でしょう」と思って気になりませんか?
それではまた!